猫様とわたし③
このシリーズは猫様によって私の人生がガラリと変わった話(になる予定)です
猫様とわたし① - じぶんレシピ
猫様とわたし② - じぶんレシピ
我が家のヒーリングキャットみゅう氏を自室に入れなくして数日。
それでも布団で寝る度に私の虫刺されは毎晩10~20箇所ずつ増えていく。もう完全に温床になっている。
皮膚科で薬を処方してもらうも、根本原因をどうにかしないと当然意味がないので
日々仕事をしながら、朝洗濯をして近所のコインランドリーに走ってガス乾燥機にかけるという生活。
当然バルサンも焚いた。
散々調べた結果「ダニは高温で殺すしかない」というところに至ったため
寝間着からシーツからタオルケットから毎日ガス乾燥。地味に金が飛ぶ。
敷布団自体も取り替え。けど取り替えたものも長らく押し入れで眠っていたもので、棲息を疑うレベル……。
それでも今までのと違うというだけで精神的に少し穏やかに。
が。
お分かりの人もいるでしょう、上記はすべて「ダニ」への対処。
ノミへの対処が何も出来ていない!!!
なので布団を替えたその日の夜、目の前をぴょーん、ぴょーん…
……
だああああああああっ!!!!!
そして猫様のケアもノータッチなので相変わらず弱々しい顔でカユカユな感じ!!
当然翌朝また増える刺し痕。そして急いで取り寄せたこれら。
そして遅れること2日これも到着
防戦一方だったノミ相手にいよいよ反撃出来るときがやってきました。
いままでブラッシングもしたことのないみゅう様がおとなしくノミ取りをさせてくれるわけもないか…?と思いつつも、案外抵抗はない模様。
ノミに荒らされた肌が痛いのか毛が引っ張られて嫌なのか、箇所箇所で嫌がる素振りを見せつつも基本的には大人しく梳かれるスタンス。
ここでわたし、ノミ取り櫛の威力の絶大さに唖然…というか潜伏数に唖然。
梳く度梳く度挟まる挟まる大量のノミ!!
こんなに取れるのかよ!いやこんなにいるのかよ!!
そりゃ痒いよなあほんとごめんよ…と何度も詫びながらひたすらノミを取る。
洗剤を溶いた水を張った桶で都度櫛を洗うたびに浮かぶノミの死骸。地獄絵図…
朝晩2回やっても必ずいる。恐るべき繁殖力。
回を重ねていくうちにみゅう氏も、この行為で自分の辛さの原因が減るのだと分かった模様。だんだんと大人しく梳かせてくれるようになる。
ノミ取りホイホイは光で集めて粘着シートで捕獲するタイプ。暗い部屋に置いておくと活躍。
…これもまた面白いくらい取れる。
自室に置いていても引っ掛かるし、階段に置いても引っ掛かるし、猫様専用みたいな部屋に置いても当然引っ掛かる。
どこに多数棲息してるかよく分からないのでとりあえず3つ購入。
たまに違う虫が引っ掛かる。
百足がはみ出てた時は絶句したな…
日々引っ掛かる数は減っていて、効果が見られて嬉しい(>人<;)
威力絶大だったのがノミ取り薬。
猫様の首に垂らした次の日から、猫様の身体にいられなくなった瀕死のノミが居間の茣蓙にバラバラと…!これまた大量に……!
あとは、散らばってるノミは見つける度にガムテープでペタペタ捕獲してすぐに粘着面重ねてポイ。部屋で見つけてもペタってしてポイ。
結局アナログが1番強いんじゃないか説。
こうして割と的確な対処を続けてノミが減っていったわけですが、ある朝また起きたら刺し痕が増えている&ホイホイに掛かるノミの数が増えている……
イライラが募って頭おかしくなりそう。
冷静になると、上記はすべて「成虫」への対処。
既に産み付けられた卵から孵った幼虫が育って成虫になってまた攻撃にきた…!!!
ノミは一度に20の卵を産むというので、その半分の10がメスだとしたら
1×20÷2×20÷2×20÷2×20……
orz
これは、卵の段階と幼虫(まだ吸血はせず、髪の毛や塵を食べて育つらしい)から始末しないと埒があかない…。
戦争は第2フェーズへと移行したのだった。
ごろごろにゃー。